不安を忘れてとにかく行動するために

まずは落ち着いて客観的になる

  • 心と体は相互につながっていて、心→体だけではなく体→心にも作用する
    • 楽しくなくても笑うと楽しい気持ちを感じる
  • 息を吸う時間よりも吐く時間を長くすると、副交感神経が優位になって落ち着きやすくなる
    • 息を吸うと交感神経が、息を吐くと副交感神経が活発になる
    • (例) 4秒かけて息を吸って、6秒かけて息を吐く
  • 筋肉をほぐすことで、緊張や不安が和らぐ
    • 軽くその場でジャンプしたり、手を開いてゆるめるなどが効果的
    • 緊張や不安を感じると、交感神経が活性化して筋肉が無意識にこわばったり力んでいる
    • 筋肉のこわばりは、緊張しているという感覚を脳にフィードバックして、心理的緊張を強めるループに繋がる
  • 全く面白くなくても、物語の主人公のように「面白くなってきやがったな」とつぶやく
    • 自分のことを神視点から見下ろしながら、脅威ではなく成長する試練が与えられたと解釈できる
      • 交感神経が活性化しているのは、逃走するためではなくて闘争するためだと錯覚させる
    • 主人公が何の苦労もなく目的を達成し続ける物語が面白いわけがないので、むしろ自分の人生を楽しくしてくれるものだと解釈する
    • 自分の身に起きたことをただ感じるのではなく、第三者として観察する視点を意識する
  • 不安な気持ちを紙に文字として書く
    • 考えることは書くことよりも数十倍の速度でできてしまうので、必要以上に不安になって同じことを何度も考えてしまう
    • 声に出して自分で自分に説明すると、不安なことを客観的に見やすくなる
  • 自分で自分の体を触っても、愛情ホルモンのオキシトシンが生成される
    • オキシトシンは質の高い眠りに欠かせない成分なので、寝る前や疲れてイライラしている時は両手のひらで顔を包みこむと良い

嫌なことや不安なことは考えない

  • 不安は自分に予測可能なリスクが自分の対処能力を超えている場合に起きるので、不安を解消するには①考えない②自分の能力を上げるの2パターンしかない
  • 嫌なことを考えないように努力するよりも、楽しいことに集中した方が結果として嫌なことを考えなくなる
    • 忙しいと嫌なことを考える暇がない、逆に暇になると過去にあった嫌なことまで思い出しやすくなる

遺伝と環境

  • 年を取るほど遺伝の影響が大きくなるので、現時点で無理をしている行動は将来は続けられなくなる可能性が大きい
    • 環境は変化する可能性があるが、遺伝は大きく変化することはなく影響を受け続ける
  • 内向的または外交的ではなく、外部からの刺激に敏感または鈍感
    • 外部からの刺激に敏感に反応するから、刺激を減らすために内向的になる
      • 悪いことが起きるとストレスを感じやすいが、良いことが起きると外交的な人よりも幸せを感じやすい
      • 外部環境からの影響を受けやすいので、悪い環境から抜け出すことが非常に重要
    • 外部からの刺激に鈍感だから、刺激を求めて外交的になる
      • 良いことに幸せを感じにくいが、悪いことが起きても内向的な人よりもストレスを感じにくい
  • 人間は環境に順応する性質があるので、継続して受ける同じ環境からの影響は心理的には意外と小さく、小さな環境の変化から受ける影響は心理的には大きい

瞑想よりも運動

  • 強度の高い運動をすると、強いストレスに対する耐性を鍛えることができる
    • 高強度の運動は、コルチゾール値の分泌が緩やかになったり、神経可塑性の向上につながる
    • 運動することによって適度なストレスを与えて、ストレスを感じた時に過剰に反応しないようになる
    • 週に2時間だけ心拍数の上がる運動をするだけでも効果がある※週に6時間以上の運動をしてもそれ以上の効果はなかった

運がいい人は試行回数が多い人

  • たいていの場合は試行回数に制限がないので、実質無限にガチャが引ける状態
    • 試行回数は重要だが、同じ行動で違う結果を求めている場合は注意


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