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ゲームすることを辞めて勉強するための習慣
やるべきではないことをやらないために
- 本当に自分の意志でやりたいのか?
- 意志力
- 現在の選択を変えるために使うのではなく、未来の無意識が好ましい結果を選択するために使う
- 意志力を使って我慢するのではなく、そもそもやりたいと考えなくなる環境を作るために意志力を使う
- やりたくないことを我慢しながらやっても、パフォーマンスが下がって非効率的
- 決断の回数を減らして、意志力を消耗させない
- (例) スティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着ていた
- 制御系のネットワークを使って報酬系の活動を抑え込もうとすると、交感神経が活性化してコルチゾールなどのストレスホルモンが増える
- ストレスが続くと筋肉の疲労として解釈されてしまい、実際に疲れ果ててしまう
- 貧困家庭に育った若者が高い自己コントロール力を使って成功したとしても、さまざまな病気を発症して老化が早まることが指摘されていて、それはその若者にとって本当に幸せなのか疑問
- 何をやるかよりも、何をやらないかの方が重要
- やるべきではないことをやらないようにするために
- 別にやっても良い、その代わりにすぐにやれない環境を準備しておく
- (例) お菓子をどれだけ食べても良い、ただし買い置きせずに毎回コンビニに買いに行く
- (例) ゲームをやっても良い、ただし毎回インストールから始めて遊び終えたら削除する
- やるべきではないがやってしまっていることの中で、時間を多く消費していることから優先的にやらないようにする
- 1日5分で終わることなら辞めなくても良いが、1日3時間かかるなら絶対に辞めるべき
- やるべきではないことをやりたくなった時
- ①勉強(※やりたくないがやるべきこと)と②ゲーム(※やるべきではないがやりたいこと)の2択ではない
- ③別にやっても良いと感じるやるべきことがあるがあるはずなので、①ができないなら③をまずはやる
- ①を無理してやろうとすると、②に逃避してしまう可能性が上がる
- 呼吸のペースを10秒以上に1回に低下させる
- 感情はコントロールできないが、呼吸はコントロールできる
- 息を止めるのではなく、ゆっくり息を吐くことで呼吸のペースが遅くなる
- 前頭前皮質が活性化して、意思決定のコントロールがしやすくなる
- とりあえず5分だけ別のことをする、それでもやりたいのならやって良し
- 5分の間で①または③に気が向けばそれでOK
- 最初からやるべきではないことを一切やらないようにするのは誰でも無理
- ゲームがやれない環境に行く
- (例) コンビニにお菓子を買いに歩いていけば、スマホでモバイルゲームすらできない
- これからゲームは二度とやらないと決めない
- これから絶対にやらないと決めると最後にやっておきたくなるので、今はやらないが将来いつでもやれると考えて、今やらないことに集中する
- (例) そもそも本当にゲームがしたいのか?
- ゲームがしたいのではなく、勉強をしたくないだけ
- 現実世界で自分の人生をコントロールできていない人間が、コントロール可能に見えるバーチャル空間に引き寄せられる
- 負けるとわかっていても、安心感のある(※自分でコントロールできているように感じる)ものに引き寄せられる
- 現実世界で解消すべき問題から逃避して、ゾーンに入って忘れたいだけ
- やるべきではないことをやってしまった時
- 直前にしていた行動やきっかけになった事象を記録する
- 記憶は自分に都合よく改変されるが、記録は改変されない
- 自動的に記録できるサービスは積極的に利用する
- ランニングするためのスマートウォッチや健康的な睡眠時間にするための睡眠アプリなど
- 自分が悪かったと責めると、ストレスから逆にどうにでもなれと自暴自棄になるリスクがある
- (例) ダイエットでカロリー制限をしている人が制限値を超えてしまった場合に、取り返しがつかないから今日は楽しんだ方が良いとドカ食いしてしまうなど
- 自分は全く悪くなくてとにかく環境が悪い、ただし環境を維持したまま放置した場合は自分が悪い
- 自分を許す代わりに、今後に対して責任を持たせる
やるべきことを先延ばしせずに実行するために
- バカだから先延ばしするのではない
- 未来の自分から見ればバカだが、現在の自分にとっては合理的な判断ができている
- 勉強した結果が効用としてもたらせる時点が現在から遠いほど、現在の自分はその価値を割り引いて評価してしまう
- 時間による割引だけではなく、確率(※本当に将来よい結果が受け取れるか?)も先延ばしを加速させる
- とにかくやり始めることが重要
- 新しいことを始めるには大きなエネルギーが必要だが、始めたことを継続するエネルギーは低い
- 熱い風呂に入る時は熱いと感じるが、入ってしばらくすると慣れて熱さを感じにくくなる
- 気持ち良いことも不快なことも、人間はどちらにも慣れる
- いつでも辞めて良いからとにかく始める
- 不安を感じているから始められない
- やり始めることに不安を感じているのではなく、やり始めても終わらせられないかもしれないと不安を感じているから、始めるのを躊躇してしまう
- 体力が50しかない時に体力を70使うタスクを終了させることはできないので、まずは体力20を使うタスクに分解してそれだけやる
- やる前に体力70を使うタスクと判断していても、実際に始めてみたら体力を90を使うタスクで終わらせられないことは往々にしてある
- タスクの見積もり精度を上げてやりきる可能性を上げるよりも、いつでもやめてよいから始める方が不安を感じにくい
- 行動しないと損する環境を作り出す
- 例 : 勉強するために、高級なデスクとチェアを買う
- 挑戦するレベルが自分の能力を大幅に上回っているから先延ばししてしまう
- 上手くいかなそうだから不安な気持ちにもなるし、挑戦してみてもたいてい上手くいかない
- 例 : レベル5のポケモンがレベル15のポケモンを倒せるわけがない※絶対に無理ではないが、大量の試行回数と時間が必要になる
- 必ず期限を決める
- 期限を決めないと、失われる時間の重みが実感できずに無駄にしやすくなる
- 目標が達成できそうにない場合でも失敗と判断できないので、無限に先送りできてしまう
- 期限を決めて失敗すると、失った時間や資源について正しく認識できる
- 例 : 資格の勉強をする場合、勉強にかかる時間から逆算して試験の申し込みをしてから勉強する
- やる気が有り余っている時は、まずは難易度が高い(※よりやりたくない)ことから始めると良い
効率的に勉強するには
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